PDCAは知っているけど回し方が分からない方へ
PDCAサイクルは知っていても、どう回せばいいの?っていう人も多いかと思います。
計画を立てて(Plan)、実行して(Do)、改善点を見つけて(Check)、行動する(Action)
言葉にすればそのままなのですが
実際にPDCAを回すにはどうすれば良いのかをまとめました。
PDCAを回す3つのポイント
PDCAを回すためのポイントはズバリこの3つ
- 視覚化する(ノートに書く)
- フレームワークを作る
- 習慣化する
1.視覚化する(ノートに書く)
改善をするためには、まず現状を正確に把握する必要です。
体の悪いとこを直すには健康診断の数値などのデータが必要ですよね?
要は、それと同じです。
現状を正確に知るために行動や結果をノートに記録しましょう。
また、自分自身の気づきや感じたことをメモすると改善するときに参考になるので、どんどん書きましょう。
ちなみに私は生活を改善するために写真のような感じで決められたルーティンが一段落するごとに時間を記録しています。
生活改の善だと一日の行動を全て記録する必要がありハードルが高めなので
まずは「朝の過ごし方を改善する」とかがおすすめです。
2.フレームワークをつくる
PDCAを回す型を作ってしまいます。
いちいちPDCAを回す手順を考えながらやるのではなく、やることを先に決めて、作業を単純化して行きます。
筋トレで例えると
筋トレをする(筋トレメニューを決めておく)
↓
筋トレノートに記入(回数、時間、気づいたことなど記入項目を決めておく)
↓
Check(改善)して、必要に応じてメニューや回数を変更する
Do(行動)のたびにやることを考えていては脳のエネルギーを消費してやる気がどんどん失われます。
大事なのは試行し改善する回数を増やすことです。
行動の前にいくら考えても、何も分かりません。行動して出た結果を元に改善策を考えましょう。
3.習慣化する
PDCAは1度回しただけではあまり効果はありません。大事なのは試行し改善した回数です。
PDCAはできるだけ多く回した方が、早く目標にたどり着けます。
なぜなら、PDCAを回す回数が少なければ少ないほど、軌道修正の回数が減るからです。
軌道修正の回数が減れば、その分目標達成への道のりが大きく逸れてしまいます。
(逸れることでしか出会えない発見や気づきがあることもあるし、人生においては必要かもしれませんが、ここでは目標を最短で達成させることにコミットして書きます。)
よって、最短で目標を達成するためには毎日PDCAを回す習慣が重要になります。
☞習慣化するためのポイント
・時間や行為とセットにする
・やることを決めておく
です
筋トレのPDCAを例に出すと
・毎日、朝食と夕食前の15分間だけやる
・トレーニングメニューを決めておき、部位ごとでローテーションを組む
・筋トレ後、ノートに決められた項目について記入する
といった感じです
・時間と行為をセットにする
→食事という行為と、食事前の15分という時間
・やることを決めておく
→トレーニングメニューを決めておく(改善点があれば改善していく)
→記録する項目を「回数、気づき、食べた物」に決めておく
習慣化するには、行動に移すのに考えたり、選んだりする労力をゼロに近づけるのがポイントです。
そのためにはやる時間を決めておくとともに、既に習慣となっている行為(例では食事)とセットにすることで、今までの習慣からの流れで習慣化しやすくなります。